6月2日。
この日は2回目の腹腔内投与でした。
前回は5月18日に点滴をしています。
そして、その後水分摂取のための点滴入院から、下痢が出てしまい29日に退院。
退院後3日たっての通院です。
正直、点滴の方が副作用が強く出ることは理解していましたが、2週1休の最後の1週間はまるまる家で楽しんで過ごせると淡い期待を抱いていたので、3日しか家におれず正直ショックを受けました。
そして、この日あたりから大阪までの通院に4時間かかり、朝の診察までの移動はしんどいため、前日に移動しホテル泊をするようになりました。
ホテルの朝食がビュッフェで体調がよくなり、吐き気の副作用がない父は好きなものばかり取っていました。
抗癌剤で苦しんでいるからまぁいいだろうという気持ちと、体に悪いものは食べたらいけないという気持ちが入り混じって複雑でしたが、一応揚げ物と動物性油脂は控えるよう注意しました。
今回も抗癌剤投与前血液検査を行ったのですが、口うるさく「水分補給」を言ったのと、点滴の影響か腎臓数値は少し悪いくらいの値で抗癌剤は投与可能でした。
やはり腹腔内投与は副作用が軽いのかすんなり終わり、帰路につきました。
このあたりから髪の毛が抜けはじめ、抗がん剤の蓄積からかさらにしんどそうな感じが見受けられ始めました。
ほぼ、布団の上で時間を過ごしたのではないのでしょうか。
しかし、腹腔内投与の後は入院することもなく翌週の点滴までは家で養生となりました。