父と会社と長男と

2016年3月。胆石だと言われ手術した結果が、なんと小腸癌腹膜播種。
そんな父と長男の、癌と自営業の会社との戦い。

手術当日(1回目)

手術当日。9:00開始で、予定は胆石の摘出と房十二指腸ヘルニアの治療で、2時間くらいの予定でした。


当日の朝、家族は8:30に来てくださいとのことでした。来ていたのは、母、私、私の嫁、父の友人、父が中学生くらいから会社に勤めてくれている事務員さんの5人でした。


手術室前で父を見送り、仕事だった私は一度病院を離れました。


手術終了予定の11:00前にもう一度病院へ。しかしなかなか出てきません。予定の時間を1時間過ぎても出てこない状況に、私は再度病院を離れ仕事へ。


そして仕事の最中、手術が終わったのか嫁から電話がかかってきました。無事終わったんだなと思ってとった電話から思いもよらない言葉が耳に入ってきました。


「手術室から主治医の先生が出てきて、残念なお知らせがありますって言うんよ。で、何かと思ったらお父さん癌だったんだって・・・」


これがすべての始まりでした。

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