父と会社と長男と

2016年3月。胆石だと言われ手術した結果が、なんと小腸癌腹膜播種。
そんな父と長男の、癌と自営業の会社との戦い。

ポート手術+初腹腔内投与

5月9日。
初の抗癌剤日でした。


治療内容が
①腹腔内投与用ポートの手術
②シスプラチン40mmgとドセタキセル40mmg
でした。


14時からの予定でしたが、父の前に手術が入っていたらしく少し時間が遅れて始まりました。
抗癌剤の予備知識がインターネットとかでばっちり入っていたので、
吐き気がでて動けなくなるのかなとか、下痢が出てトイレばかりいくのかなとか心配ばかりしていました。


処置自体は1時間くらいで終わり、出てきた父は・・・普通でした。
帰りにサービスエリアでどんぶりを普通に食べるくらいの元気さでした。
普段は食事療法して玄米ご飯に野菜食でしたが、この日だけはご褒美ということで。


本人いわく、
「手術中は部分麻酔でポートを入れるために、おなかをぐいぐい押されていたかったけど、抗がん剤については少しおなかが重いくらい。吐き気も何もないよ。」


という事でした。


Y先生に腹腔内投与の方が点滴より、全身に抗がん剤が回らないから副作用は少ないし、直接抗がん剤が癌細胞に接するから効果は高い。
と言われていましたがその通りでした。


次の日から、
①体がだるい
②おなかがチクチク
③むかむかする(吐くまではいかない)
ということを父は言っていましたが、だるさからか、布団で寝ている時間は増えましたが、普通に自宅で生活でき、想像していたよりはいい滑り出しだったのではないのでしょうか。


父はおなかがチクチクするという副作用を、腸閉塞を起こしているのではないかとびくびくはしていましたが、単なる副作用だったみたいです。

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