父と会社と長男と

2016年3月。胆石だと言われ手術した結果が、なんと小腸癌腹膜播種。
そんな父と長男の、癌と自営業の会社との戦い。

治療方法の模索①

正直、地元の総合病院の主治医は「治療を何もしないのも手だよ」とも言ってくれました。
しかし、あきらめきれない私は主治医の先生に夜無理やりアポを取っていただき、大阪の腹膜播種センターのY先生の所に行ってみたいと相談しました。
先生は、Y先生の事はご存じではありませんでしたが、親身になって話を聞いていただき
「そんな方がいるんですね、行ってみたらいい。私の親が小腸癌腹膜播種になっても君と同じことをするよ」と言ってくださり、そして現状わかっていることをすべて紙に書いてまとめてくれました。
というのも、SNSでY先生を見つけメッセージを送るつもりだったからです。


小腸癌(トライツ靭帯から5㎝)半周性、表面に露出。
原発巣は3月24日に切除、
D3廓清→K-ras提出。原発周囲2か所はサンプリング。
腹膜播種下腹部に多数5mm前後の結節残存。
組織型は腺癌


この時は、私の気持ちだけが先走り、父はまだ自分が癌だということも知りませんでした。

×

非ログインユーザーとして返信する