父に大阪の事を伝えた後も私は色々と調べ続けました。
まずは小腸癌の事
・非常にまれな癌であること。
・まれであるため、症例数が少なくエビデンスがないこと。
・治療は「大腸癌」もしくは「胃癌」のどちらかに準じて行うこと。
それと腹膜播種の事
・腹膜に癌が転移している状態。
・手術での摘出がむずかしく、抗がん剤での延命治療になること。
・腹膜に播種している癌が、内臓に転移し腸閉塞などを起こすこと。
調べれば調べるほど私は大阪のY先生の所に行くしかないと感じました。
しかし、そんな僕とは裏腹に父は調べれば調べるほど
「死ぬなら地元で死にたい」
「手術して目を覚まさないかもしれないのが怖い」
と大阪での治療は考えられなくなっていったのです。
その様子を見て私もその方がいいのかもとも思いだし、3つの病院で治療方法を聞くことを考え、主治医の先生に相談しました。
①地元の総合病院
②地元に近いがんセンター
③大阪のY先生。
ただやはり、大阪をあきらめきれず先生になるだけ早くセカンドオピニオンの日をお願いしますとお願いいしました。
するとお願いが通じたのか
地元に近いがんセンター 4月8日
大阪のY先生 4月14日
に決まりました。